2026-09-01
頬のこけた病気で入院している人が、病室の窓から眺めている。そこには黄金に輝く稲穂がどこまでも続いている情景が浮かぶ。
と勝手に解釈した。
2026-10-07
青柳俳論を送るを読んで。痩せて青めるなが頬は九月の雨に生育して一筋同気この道を草帆のけぶり果てもなし。
九月の雨の中、痩せて青ざめた頬をした「なが」の姿を描きながら、一本の道が草や帆の煙るような景色の中へ、果てしなく続いていく情景を詠んだ作品です。
全体としては、秋雨のもの寂しさ、人物の衰弱したような姿、そして先の見えない道の広がりが重なり、静かで寂寥感のある情景が表現されています。
瘠せて青めるなが頬は
九月の雨に聖くして
一すぢ遠きこのみちを
草穂のけぶりはてもなし
要約すると、
痩せて青白い頬をした青柳教諭を、九月の雨の中で見送る。教諭がこれから進んでいく遠い道は、煙るような草穂の向こうへ果てしなく続いている。
という内容です。
特に重要なのは、先ほど私が「なが」を人物名のように扱った点が誤りだったことです。ここでの**「なが頬」=「あなたの頬」と読むのが自然です。また、「九月の雨に生育して」ではなく「九月の雨に聖くして」、「一筋同気」ではなく「一すぢ遠き」**です。青空書院
したがってこの詩は、単なる秋の風景詩というより、青柳教諭との別れを、雨に清められたような教諭の姿と、遠く果てしない道の情景によって描いた送別の詩とまとめるのが適切です。