諸口(しょくち、もろくち)とは
「相手科目が複数あるときに、まとめて書くための仮の表示」
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 消耗品費 | 3,000 | 現金 | 10,000 |
| 交通費 | 2,000 | ||
| 通信費 | 5,000 |
これを仕訳帳や伝票の表示上、貸方の相手が複数ある/借方の相手が複数ある場合に、まとめて
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 諸口 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
のように表示することがあります。
ただし、「諸口」という勘定科目が実際にあるわけではありません。
あくまで、複数の勘定科目をまとめて示すための便宜的な表示です。
もう少し実務寄りに言うと
「諸口」は、
この1行の裏側に、複数の明細がありますよ
という意味です。
なので、会計ソフトや元帳で「諸口」と表示されていたら、
相手科目が1つに特定できない
複数の科目・取引先・明細がまとまっている
と見ると分かりやすいです。
売掛金(うりかけきん)とは
商品やサービスを売ったけれど、まだ代金を受け取っていない金額
のことです。
要するに、**「あとでお客さんから回収する予定のお金」**です。
例
たとえば、4月10日に商品を100,000円で販売し、代金は翌月末に振り込んでもらう場合。
販売した時点では、まだ現金は入っていません。
でも、商品は渡していて、売上は発生しています。
このとき会計上は、
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 売掛金 | 100,000 | 売上 | 100,000 |
意味としては、
売上は立った。
でも現金はまだ入っていない。
だから、あとで回収する権利として「売掛金」にしておく。